27日、京都競馬場11Rで行われた第61回毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)は、スタート一息で後方2番手からのレースになったM.デムーロ騎手騎乗の2番人気ロードクエスト(牡5、JRA美浦・小島茂之厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、同じく後方追走から一旦は先頭に立ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気モズアスコット(牡4、JRA栗東・矢作芳人厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分21秒5(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に古川吉洋騎手騎乗の8番人気グァンチャーレ(牡6、JRA栗東・北出成人厩舎)が入りました。なお、和田竜二騎手騎乗の3番人気レーヌミノル(牝4、JRA栗東・本田優厩舎)は7着に終わっています。

勝ったロードクエストは、父マツリダゴッホ、母マツリダワルツ、その父チーフベアハートという血統です。春のマイル王モズアスコットとの接戦を見事制し、池添謙一騎手騎乗で優勝した2016年京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)以来の重賞制覇(3勝目)を果たしました。また、本馬は11月18日に行われるマイルチャンピオンシップの優先出走権を獲得しました。