12月4日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(GⅠ)に出走する予定だったタガノトネールが、本日の調教中に発症した重度の怪我(右第3中手骨開放骨折)により予後不良の診断が下され、安楽死の処置が取られたとJRAから発表されました。

タガノトネールは2012年(平成24年)12月に競走馬としてデビュー。芝の2000m戦で新馬勝ちを飾り、翌年夏からダートに転向。2015年(平成27年)の佐賀のサマーチャンピオンで重賞初制覇を果たすと、同年の盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯でも2着に入るなど活躍を見せました。今年は連覇を狙ったサマーチャンピオンこそ3着に終わったものの、続く府中の武蔵野ステークスをレコードタイムでV。チャンピオンズカップでの活躍も期待されていましたが、重度の怪我で安楽死の処置が取られたのは残念でなりません。

最後まで、立派に、競走馬として生きたタガノトネールのご冥福をお祈り申し上げます。

そして、生まれ変わったら、また府中のダートGⅠ、フェブラリーステークスに出走してほしいです。