気象庁によりますと、本日午後9時26分頃、熊本県熊本地方を震源とするM6.5の地震が有り、益城町で震度7を、玉名市や熊本市東区等で震度6弱を、熊本市中央区等で震度5強を観測しました。なお、震度1以上は九州全域で観測されました。

なお、この地震による津波の心配は有りませんが、揺れの強かった地域では、落ち着いて行動してください。

最大震度7の地震は、阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)(1995年(平成7年))、新潟県中越地震(2004年(平成16年))、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)(2011年(平成23年))に次いで4度目で、気象庁の発表では2度目、地震計の観測では3度目です。阪神・淡路大震災では気象庁の現地調査で震度7となっています。なお、震度6弱以上の地震は長野県神城断層地震(2014年(平成26年))以来です。ちなみに気象庁の地震計は東芝製では無く明星電機製です。っていうか、東芝は地震計を製造していません。

午後10時30分までに発生した余震の回数は11回です。(震度6弱(M5.7)の余震が最大)

熊本県警によりますと、益城町で建物の倒壊を2件確認したということです。

JR九州によりますと、在来線全線で運転を見合わせているということです。一刻も早い運転再開を望んでいます。

なお、この地震で4名の方が黄泉の国に旅立っています。死亡者のご冥福をお祈り致します。