27日、川崎競馬場11Rで行われた第70回川崎記念(GⅠ)は、逃げた張田昂騎手騎乗の4番人気カジノフォンテン(5、南関東船橋山下貴之厩舎)が、早目に好位に取り付き脚を伸ばしてきたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気オメガパフューム(6、JRA栗東安田翔伍厩舎)に3馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分14秒9(重)でした。

さらに3/4馬身差の3着に2番手でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の3番人気ダノンファラオ(4、JRA栗東矢作芳人厩舎)が入りました。なお、C.ルメール騎手騎乗で2番人気のロードブレス(5、JRA栗東奥村豊厩舎)は6着に敗れています。

勝ったカジノフォンテンは、父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、その父ベストタイアップという血統です。前走の東京大賞典ではオメガパフュームとクビ差の2着に健闘していましたが、ここでは積極的に先手を取って後続に影も踏ませぬ逃げ切り勝ち。今後が楽しみになる圧逃劇でした。
Kawasaki_Kinen_2021