29日、川崎競馬場11Rで行われた第69回川崎記念(GⅠ)は、好位でレースを進め川田将雅騎手騎乗の1番人気チュウワウィザード(牡5、JRA栗東・大久保龍志厩舎)が、楽な手応えのまま4コーナーで先頭に立ってどんどん後続との差を広げ、最後は2着で山崎誠士騎手騎乗の7番人気ヒカリオーソ(牡4、川崎・岩本洋厩舎)に6馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分14秒1(不良)でした。

さらに1馬身差の3着にO.マーフィー騎手騎乗の3番人気デルマルーヴル(牡4、JRA美浦・戸田博文厩舎)が入りました。なお、森泰斗騎手騎乗の2番人気ケイティブレイブ(牡7、JRA栗東・杉山晴紀厩舎)は6着に終わっています。

勝ったチュウワウィザードは、父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム、その父デュランダルという血統です。単勝1.6倍の圧倒的な支持に応えて、昨年11月のJBCクラシックに続くGⅠ・2勝目を飾りました。通算成績はこれで15戦9勝です。