28日、中山競馬場11Rで行われた第36回ホープフルステークス(GⅠ)は、好位でレースを進め4コーナーで2番手まで上がった福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイル(2、JRA栗東矢作芳人厩舎)が、直線で楽な手応えのまま先頭に立ってゴールまで押し切り、2着でO.マーフィー騎手騎乗の3番人気ヴェルトライゼンデ(2、JRA栗東池江泰寿厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分1秒4(良)でした。

さらに2馬身差の3着にC.ルメール騎手騎乗の2番人気ワーケア(2、JRA美浦手塚貴久厩舎)が入っています。

勝ったコントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイト、その父Unbridled's Songという血統です。新馬戦東京スポーツ杯2歳ステークスに続くデビュー3連勝でGⅠ制覇を飾りました。また、本馬を管理する矢作芳人調教師は2週連続のGⅠ勝利となりました。

福永祐一騎手のコメント】
いつもスタートが上手な馬なのであまり下げ過ぎないようにとは思いましたが、前に馬を置く形がうまく取れましたので、自信を持って早めに動いて行きました。
燃えやすい所はあるのですが我慢して道中運べましたし、牧場や調教で(我慢が効くように)目的をもって取り組んで来られていたことがレースで活きたのだと思います。
もちろん結果を求めなければいけないとは考えていましたが、それ以上に彼がこの先どういう舞台でどれくらいの活躍をするのかというのを占う上でも非常に重要な一戦だったと思いますし、本当に上手な競馬をしてくれたと思います。
Yuichi Fukunaga with ContrailYuichi Fukunaga with ContrailNakayama 11R Hopeful Stakes