31日、大井競馬場10Rで行われた第45回東京2歳優駿牝馬(SⅠ)は、スタートで遅れて後方からとなった本橋孝太騎手騎乗の5番人気スピーディキック(牝2、南関東浦和・藤原智行厩舎)が、直線で外に持ち出されると一気に前の各馬を交わし、一旦は抜け出した矢野貴之騎手騎乗の2番人気ヒストリックノヴァ(牝2、南関東大井・渡辺和雄厩舎)も突き放して、最後はこれに4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分42秒8(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に山崎誠士騎手騎乗の7番人気クールフォルテ(牝2、南関東大井・福田真広厩舎)が入りました。なお、笹川翼騎手騎乗の3番人気レディーアーサー(牝2、北海道・田中淳司厩舎)は4着、御神本訓史騎手騎乗の1番人気プラチナプライド(牝2、南関東船橋・佐藤裕太厩舎)は8着に終わっています。

勝ったスピーディキックは、父タイセイレジェンド、母デザートフラワー、その父サイレントディールという血統です。ホッカイドウ競馬からの転入初戦を圧勝し、リリーカップ、エーデルワイス賞(GⅢ)に続く重賞3勝目を飾りました。通算成績はこれで8戦4勝です。