30日、名古屋競馬場11Rで行われた第60回ゴールドウィング賞(SPⅠ)は、中団前でレースを進めた向山牧騎手騎乗の3番人気ドミニク(牝2、笠松・後藤正義厩舎)が、直線で前の各馬を差し切り、連れるように追い込んだ戸部尚実騎手騎乗の10番人気シノジマニヨラサイ(牡2、愛知・倉地学厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分44秒7(良)でした。

さらに1.1/2馬身差の3着に丸野勝虎騎手騎乗の4番人気レイジーウォリアー(牝2、愛知・塚田隆男厩舎)が入りました。なお、岡部誠騎手騎乗の2番人気ミトノオオイ(牡2、愛知・角田輝也厩舎)は4着、村上弘樹騎手騎乗の1番人気エムエスムーン(牝2、愛知・竹下直人厩舎)は7着に終わりました。

勝ったドミニクは、父トーセンブライト、母ロッソトウショウ、その父マーベラスサンデーという血統です。新馬戦以来の勝ち星にして重賞初制覇となっています。通算成績はこれで4戦2勝です。