28日、京都競馬場11Rで行われた第159回天皇賞・春(GⅠ)は、中団後方からポジションを上げていったC.ルメール騎手騎乗の1番人気フィエールマン(4、JRA美浦手塚貴久厩舎)が、直線入り口で先頭に立って、外の戸崎圭太騎手騎乗の6番人気グローリーヴェイズ(4、JRA美浦尾関知人厩舎)との競り合いを制し、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは3分15秒0(良)でした。

さらに6馬身差の3着に北村友一騎手騎乗の8番人気パフォーマプロミス(7、JRA栗東藤原英昭厩舎)が入りました。なお、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気エタリオウ(4、JRA栗東友道康夫厩舎)は4着、岩田康誠騎手騎乗の3番人気ユーキャンスマイル(4、JRA栗東友道康夫厩舎)は5着に終わっています。

勝ったフィエールマンは、父ディープインパクト、母リュヌドール、その父Green Tuneという血統です。昨年の菊花賞に続くGⅠ・2勝目となりました。キャリア5戦(今回が6戦目)での天皇賞・春制覇は史上最少の記録です。

鞍上のC.ルメール騎手は史上3人目となる八大競走完全制覇を達成。また、フィエールマンの父ディープインパクトも史上4頭目となる産駒八大競走完全制覇を達成しました。
Christophe_Patrice_Lemaire_with_Fierement

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