3日、中山競馬場で行われた第56回報知杯弥生賞(GⅡ)は、スタートで遅れ中団からの競馬となった池添謙一騎手騎乗の8番人気メイショウテンゲン(3、JRA栗東池添兼雄厩舎)が、直線に入って突き抜け、後方から追い上げてきた石橋脩騎手騎乗の6番人気シュヴァルツリーゼ(3、JRA美浦堀宣行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分3秒3(重)でした。

さらに3/4馬身差の3着に福永祐一騎手騎乗の4番人気ブレイキングドーン(3、JRA栗東中竹和也厩舎)が入りました。なお、勝浦正樹騎手騎乗の1番人気ニシノデイジー(3、JRA美浦高木登厩舎)は4着、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気カントル(3、JRA栗東藤原英昭厩舎)は5着、田辺裕信騎手騎乗の2番人気ラストドラフト(3、JRA美浦戸田博文厩舎)は7着に終わっています。

勝ったメイショウテンゲンは、父ディープインパクト、母メイショウベルーガ、その父フレンチデピュティという血統で、これが重賞初制覇です。また、本馬及び2着のシュヴァルツリーゼ、3着のブレイキングドーンは4月14日に行われる皐月賞の優先出走権を獲得しています。