14日、京都競馬場11Rで行われた第23回秋華賞(GⅠ)は、道中は中団後方に構えたC.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ(3、JRA美浦国枝栄厩舎)が、直線で大外から一気に脚を伸ばして、逃げ粘る川田将雅騎手騎乗の5番人気ミッキーチャーム(3、JRA栗東中内田充正厩舎)を交わし、これに1.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分58秒5(良)でした。

さらに1馬身差の3着に武豊騎手騎乗の3番人気カンタービレ(3、JRA栗東中竹和也厩舎)が入りました。なお、北村友一騎手騎乗の2番人気ラッキーライラック(3、JRA栗東松永幹夫厩舎)は9着に終わっています。

勝ったアーモンドアイは、父ロードカナロア、母フサイチパンドラ、その父サンデーサイレンスという血統です。春は阪神桜花賞府中オークスを圧倒的なパフォーマンスで制覇。今回もオークスからの直行をものともしない完勝劇を披露し、メジロラモーヌスティルインラブアパパネジェンティルドンナに続く史上5頭目の牝馬3冠を達成しました。

本馬を管理する美浦国枝栄調教師は、アパパネに続く2度目の牝馬3冠を達成。史上初の快挙となりました。また、鞍上のC.ルメール騎手は昨年のディアドラに続く秋華賞連覇を達成しました。

C.ルメール騎手のコメント】
信じられない気持ちです。素晴らしい馬です。
今日は馬場入りからテンションが高くて、ずっと心配していました。ゲートでもチャカチャカしてスタートはあまり良くありませんでしたし、3~4コーナーでも前の馬が進まなくて大外から行かないといけませんでした。でも、そこからは素晴らしい脚を使って頑張ってくれました。ファンタスティックホ-スだと思います。
2018/10/14 15:46:002018/10/14 17:52:00