2日に金沢競馬場11Rで行われた第38回白山大賞典(GⅢ)は、先手を取った内田博幸騎手騎乗の2番人気グリム(3、JRA栗東・野中賢二厩舎)が、直線で後続を引き離し、最後は2着で大野拓弥騎手騎乗の4番人気センチュリオン(6、JRA美浦田村康仁厩舎)に5馬身差をつけ優勝しました。

勝ちタイムの2:11.4(稍重)は、岩田康誠騎手騎乗のエーシンモアオバーが2014年の白山大賞典でマークした2:12.5を更新する金沢競馬場2100mのレコードタイムです。

3着は地方勢から大畑雅章騎手騎乗で5番人気のカツゲキキトキト(5、愛知錦見勇夫厩舎)が入りました。なお、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気ドンフォルティス(3、JRA栗東牧浦充徳厩舎)は10着、松山弘平騎手騎乗の1番人気ミツバ(6、JRA栗東加用正厩舎)は最下位の11着となりました。

勝ったグリムは父ゼンノロブロイ、母ブランシュネージュ、その父サクラバクシンオーという血統です。前走の新潟レパードステークスに続く重賞制覇を果たし、これで通算成績は8戦5勝です。