25日、中京競馬場11Rでで行われた第48回高松宮記念(GⅠ)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気ファインニードル(5、JRA栗東高橋義忠厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、内目から一旦は抜け出していた岩田康誠騎手騎乗の3番人気レッツゴードンキ(6、JRA栗東梅田智之厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分8秒5(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に三浦皇成騎手騎乗の10番人気ナックビーナス(5、JRA美浦杉浦宏昭厩舎)が入りました。なお、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気レッドファルクス(7、JRA美浦尾関知人厩舎)は8着に終わっています。

勝ったファインニードルは、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト、その父Mark of Esteemという血統です。昨年のスプリンターズステークスは外を回らされ続けて12着に終わりましたが、今年初戦のシルクロードステークスを完勝し、続くここでも見事接戦をモノにして、新スプリント王の座に輝きました。また、本馬を管理する高橋義忠調教師にとっても、これが初のGⅠ制覇となりました。
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