23日、阪神競馬場(兵庫県宝塚市駒の町)で行われた今年最後の関西重賞、第12回阪神カップ(GⅡ)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気イスラボニータ(6、JRA美浦栗田博憲厩舎)が、直線で馬群の間を抜けて、好位追走から一旦は先頭に立った武豊騎手騎乗の7番人気ダンスディレクター(7、JRA栗東笹田和秀厩舎)をゴール前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分19秒5(良、コースレコード)でした。

さらに1.1/4馬身差の3着に福永祐一騎手騎乗の3番人気サングレーザー(3、JRA栗東浅見秀一厩舎)が入りました。なお、C.デムーロ騎手騎乗の1番人気モズアスコット(3、JRA栗東矢作芳人厩舎)はサングレーザーと1.1/4馬身差の4着に終わっています。

勝ったイスラボニータは、父フジキセキ、母イスラコジーン、その父Cozzeneという血統です。2歳から一線級で走り続け、この引退レースも見事勝利で飾りました。来年からは北海道社台スタリオンステーションで種牡馬生活に入ります。