本日、京都競馬場(京都府京都市伏見区葭島渡場島町)で行われた第22回秋華賞(GⅠ)は、道中は後方に構えたC.ルメール騎手騎乗の3番人気ディアドラ(3、JRA栗東橋田満厩舎)が、直線で外に持ち出して各馬を差し切り優勝しました。勝ちタイムは2分0秒2(重)でした。

1.1/4馬身差の2着は、武豊騎手騎乗の4番人気リスグラシュー(3、JRA栗東矢作芳人厩舎)とM.デムーロ騎手騎乗の5番人気モズカッチャン(3、JRA栗東鮫島一歩厩舎)の際どい争いとなりましたが、リスグラシューに軍配が上がりました。ハナ差でモズカッチャンが3着でした。

なお、横山典弘騎手騎乗の1番人気アエロリット(3、JRA美浦菊沢隆徳厩舎)は7着、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ファンディーナ(3、JRA栗東高野友和厩舎)は13着に終わっています。

勝ったディアドラは、父ハービンジャー、母ライツェント、その父スペシャルウィークという血統です。春は桜花賞で6着、オークスで4着でしたが、夏のHTB賞(1000万)・前哨戦の紫苑ステークスと連勝し、この大舞台でも見事勝利を掴み取りました。また、父ハービンジャーにとっても、これが産駒のGⅠ初制覇となりました。

C.ルメール騎手のコメント】
凄く嬉しいです。素晴らしい馬です。ハービンジャーですから、今日の重い馬場は良かったですね。4コーナーでポジションが少し後ろすぎると思いましたが、よく伸びてくれました。