昨日、大井競馬場11Rで行われた第19回ジャパンダートダービー(GⅠ)は、先団の後ろでレースを進めた本田正重騎手騎乗の5番人気ヒガシウィルウィン(3、船橋佐藤賢二厩舎)が、直線で脚を伸ばして、内を突いて一旦は先頭に立った4番人気サンライズソア(3、JRA栗東河内洋厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分5秒8(良)でした。

さらに1馬身差の3着に2番人気タガノディグオ(3、JRA栗東宮徹厩舎)が入りました。なお、3番人気リゾネーター(3、JRA美浦牧光二厩舎)は4着、1番人気サンライズノヴァ(3、JRA栗東音無秀孝厩舎)は6着に終わりました。

勝ったヒガシウィルウィンは、父サウスヴィグラス、母プリモタイム、その父ブライアンズタイムという血統です。東京ダービー馬が見事/JRA勢を破り、2010年のマグニフィカ以来、7年ぶりの地方馬Vを果たしました。

鞍上の本田正重騎手は「本当に嬉しいの一言です。(踵骨折のため騎乗できなかった主戦の森)泰斗さんの分までという気持ちでいました」とコメント。その森泰斗騎手もレース直後に自身のツイッターで「よし! やった!」とつぶやいています。