26日午前2時ごろ、相模原市緑区千木良(ちぎら)の知的障害者施設「津久井やまゆり園」にナイフを持った男が侵入し、入所者19人が死亡し、26人が重軽傷を負った事件で、神奈川県警は午前3時すぎに「自分がやった」と津久井署に出頭した元職員の植松聖容疑者を逮捕しています。

津久井やまゆり園を運営する「かながわ共同会」の理事2人と入倉かおる園長が27日、神奈川県庁で記者会見を開き、入所者45人の死傷者を出したことを謝罪しました。植松容疑者が2012年12月に働き始めてからの経緯を説明しました。

入倉園長は「今年2月に衆院議長に手紙を持参したころから、急に『障害者はいなくなった方がいい』と発言するようになった。理由は分からない」と振り返りました。植松容疑者も「急に思うようになった」と話したといいます。

植松容疑者が2012年夏、入園を希望し、園側と面接した際、「学生時代に障害者支援のボランティアをした」と主張。しかし今年2月までの勤務期間でトラブルは少なくありませんでした。男性入所者の手の甲に落書きをしたり、自身の保険証を3回紛失。顔や手を負傷して出勤したり、遅刻も多かったといいます。昨年1月に上半身の入れ墨が発覚し、警察に相談していました。

その後、今年2月18日、植松容疑者は入倉園長に呼び出され「君は明日から来なくて良い」と強制退職を告げられました。

入倉園長は「きちんと育てることができなかった」と悔やみました。