赤塚不二夫先生が原作し、1988年(昭和63年)にフジテレビ系列でリメイクされた「おそ松くん」の第76話(1989年(昭和64年→平成元年)10月21日放送)について説明致します。
デカパンが社長を務めるデカパンフィルム社が業績不振で倒産・業務廃止の瀬戸際に立たされた頃、社長のデカパンは「イヤミ君、部長のイヤミ君」と、部長かつ唯一の部下でもあるイヤミを呼び出し、イヤミ部長が社長室で「はーいざんす、部長と言っても、この会社はデカパン社長とミーだけ、つまり2人しか居ないざんす、あっ、デカパン社長、何のご用ざんす
」と聞いてみたところ「わが社はもう廃業確定ダス、このグラフを見るダス」と言って、昔は良かった売上が急激に悪化しているグラフを見せ、「潰れそうなわが社を救う事が出来るのはイヤミ部長、君しか居ないダス
」と言い、何とかして売上を回復させよと命じます。
イヤミ部長はチビ太先生が院長を務める病院で、チビ太先生に頭をフライパンで殴ってもらうと、顔がべろ~んとします。チビ太先生は「これがデカパンフィルムを売るためのインスピレーションです」と言います。
イヤミ部長はデカパンフィルムを使って自分の笑顔を撮影できた人にもれなく100万円を差し上げると言いました。中には、松野家の六つ子(おそ松、一松、カラ松、チョロ松、トド松、十四松)や、チビ太が院長を務める病院で看護師を務めるトト子、ハタ坊も居ました。
それを松野家の六つ子やハタ坊、六つ子の両親(父松蔵、母松代)達にデカパンフィルムを売り、それを使用した写真を撮って貰います。その甲斐有って、デカパンフィルム社は売上が急激に回復し、イヤミ部長はデカパンに「君は今日から重役ダス
」と言われ、特別ボーナスも支給されました。ここからはイヤミ重役と位置づけます。
その頃、チビ太先生は100万円を獲る名目でをボーイさんに化けたり学生さんに化けたりしてイヤミ重役の笑顔を撮り続けました。時には病院所有の救急車でやって来て、イヤミ重役はその車内に連れて行かれ、「貴様を手術してやる
」と笑顔にされます。
しかし、イヤミ重役の体に異変が現れ始めました。シャッター音と共に、カメラの有る場所の方向に顔面が引っ張られる現象が現れていました。
そして院長のチビ太先生に診てもらうと「イヤミ、お前はカメラを見ると思わず顔面をべろーんしたいしたい病。すなわち、顔面べろーん病にかかっている
」と診断されます。
チビ太先生は「顔面べろーん病、それは現代の医学のチカラでは、全く不可能な不治の病」と話します。その病が、急激に進行し、カメラ壊しが始まります。この行動により、一旦回復したデカパンフィルム社の売上が再度悪化し、これを理由にイヤミ重役はデカパン社長に呼び出され、「君は仕事ができない、べろーんをしてデカパンフィルムを売りまくることができない」と決め付けられ、デカパンフィルム社を強制的(強引とも言う)に辞めさせられ、デカパンフィルム社の従業員はデカパン社長1人だけになります。ここからは「イヤミ」と呼び捨てします。
イヤミは勤務地を強制的に辞めさせられたことで堪忍袋の緒が切れ、「こんな会社潰してやる
」とカメラ壊しを継続します。デカパンフィルム社の売上はさらに悪化します。
カメラを壊された人がデカパンフィルム社の社長室に駆け込み、「あんたの部下だったイヤミがカメラを壊している、『顔面べろーん病でカメラ壊しをするなんて、お前は首だ
』と命令した腹いせで」と言ってきたため、デカパン社長がチビ太先生の所に行くと「イヤミは、貴方に首だと言われたせいで膓(はらわた)が煮えくり返り、町中のカメラを壊すと思われます」とチビ太先生に言われ、「そんな事をしたら、わが社は潰れてしまうダス
」と返事します。
正当な理由で「お前は首だ
」と強制退職命令を受けたにも関わらず、身勝手な理由で首の言い渡しを喰らったと考えるイヤミは反省も謝罪もせず、カメラを次々に壊します。時には、カメラとカメの区別がつかなくなる事も有りました。
その後、デカパンフイルム本社前にイヤミにカメラを壊された人達が集まり「カメラを返せ!」や「アイツは、お前の元部下は人間じゃ無い、鬼だ
」、「カメラの修理代を払え
」「首(強制退職)を撤回するな
アイツを、お前の元部下を死刑にしろ
」等の怒号を飛び交わします。デカパン社長は「どうすれば良いダス
」と怯えます。そんな中、チビ太先生とトト子がやって来て、イヤミを捕まえる方法を考え付きます。
処分予定のカメラをフライパンで炒め、その匂いでイヤミを呼び寄せ、そのカメラをイヤミが壊すと、イヤミを籠の中に閉じ込めます。そしてその籠に3人がロケットを取り付け、看護師のトト子は「イヤミさん、さようなら」と、唯一の部下であるイヤミに首(強制退職)の言い渡しをやったデカパン社長は「ホエホエ、お達者で」と、医者のチビ太先生は「手紙はよこさなくて良いからなぁ」と言って、イヤミを宇宙空間に追い出します。こうして宇宙空間に追い出されたイヤミは、別の惑星に到着し、そこに住む生き物と一緒に暮らしますが、その星は地球からあまりにも近いためか、NECと三菱電機が共同開発した気象庁の人工衛星「ひまわり」に写し出され、「顔面べろーん病」が再発します。天気予報のアナウンサーも「晴れ後イヤミ(曇)、所によりイヤミ(一時雨)、強風波浪イヤミ(注意報)となっています」と伝え、松野家一家も驚いて「シェー
」とやります。イヤミも、「まだべろーん病が治ってないざんすよ、べろーん
」と言います。

デカパンが社長を務めるデカパンフィルム社が業績不振で倒産・業務廃止の瀬戸際に立たされた頃、社長のデカパンは「イヤミ君、部長のイヤミ君」と、部長かつ唯一の部下でもあるイヤミを呼び出し、イヤミ部長が社長室で「はーいざんす、部長と言っても、この会社はデカパン社長とミーだけ、つまり2人しか居ないざんす、あっ、デカパン社長、何のご用ざんす


イヤミ部長はチビ太先生が院長を務める病院で、チビ太先生に頭をフライパンで殴ってもらうと、顔がべろ~んとします。チビ太先生は「これがデカパンフィルムを売るためのインスピレーションです」と言います。
イヤミ部長はデカパンフィルムを使って自分の笑顔を撮影できた人にもれなく100万円を差し上げると言いました。中には、松野家の六つ子(おそ松、一松、カラ松、チョロ松、トド松、十四松)や、チビ太が院長を務める病院で看護師を務めるトト子、ハタ坊も居ました。
それを松野家の六つ子やハタ坊、六つ子の両親(父松蔵、母松代)達にデカパンフィルムを売り、それを使用した写真を撮って貰います。その甲斐有って、デカパンフィルム社は売上が急激に回復し、イヤミ部長はデカパンに「君は今日から重役ダス

その頃、チビ太先生は100万円を獲る名目でをボーイさんに化けたり学生さんに化けたりしてイヤミ重役の笑顔を撮り続けました。時には病院所有の救急車でやって来て、イヤミ重役はその車内に連れて行かれ、「貴様を手術してやる

しかし、イヤミ重役の体に異変が現れ始めました。シャッター音と共に、カメラの有る場所の方向に顔面が引っ張られる現象が現れていました。
そして院長のチビ太先生に診てもらうと「イヤミ、お前はカメラを見ると思わず顔面をべろーんしたいしたい病。すなわち、顔面べろーん病にかかっている

チビ太先生は「顔面べろーん病、それは現代の医学のチカラでは、全く不可能な不治の病」と話します。その病が、急激に進行し、カメラ壊しが始まります。この行動により、一旦回復したデカパンフィルム社の売上が再度悪化し、これを理由にイヤミ重役はデカパン社長に呼び出され、「君は仕事ができない、べろーんをしてデカパンフィルムを売りまくることができない」と決め付けられ、デカパンフィルム社を強制的(強引とも言う)に辞めさせられ、デカパンフィルム社の従業員はデカパン社長1人だけになります。ここからは「イヤミ」と呼び捨てします。
イヤミは勤務地を強制的に辞めさせられたことで堪忍袋の緒が切れ、「こんな会社潰してやる

カメラを壊された人がデカパンフィルム社の社長室に駆け込み、「あんたの部下だったイヤミがカメラを壊している、『顔面べろーん病でカメラ壊しをするなんて、お前は首だ


正当な理由で「お前は首だ

その後、デカパンフイルム本社前にイヤミにカメラを壊された人達が集まり「カメラを返せ!」や「アイツは、お前の元部下は人間じゃ無い、鬼だ





処分予定のカメラをフライパンで炒め、その匂いでイヤミを呼び寄せ、そのカメラをイヤミが壊すと、イヤミを籠の中に閉じ込めます。そしてその籠に3人がロケットを取り付け、看護師のトト子は「イヤミさん、さようなら」と、唯一の部下であるイヤミに首(強制退職)の言い渡しをやったデカパン社長は「ホエホエ、お達者で」と、医者のチビ太先生は「手紙はよこさなくて良いからなぁ」と言って、イヤミを宇宙空間に追い出します。こうして宇宙空間に追い出されたイヤミは、別の惑星に到着し、そこに住む生き物と一緒に暮らしますが、その星は地球からあまりにも近いためか、NECと三菱電機が共同開発した気象庁の人工衛星「ひまわり」に写し出され、「顔面べろーん病」が再発します。天気予報のアナウンサーも「晴れ後イヤミ(曇)、所によりイヤミ(一時雨)、強風波浪イヤミ(注意報)となっています」と伝え、松野家一家も驚いて「シェー


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