JR東日本船橋法典駅から「ナッキーモール」と呼ばれる地下道を通ること10分で、JRA中山競馬場に到着しました。

中山競馬場のターフビジョンは三菱電機製、場内テレビはシャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、日立製作所製(Wooo)の3種類です。一番多いのは日立製作所製です。ソニー製(BRAVIA)とパナソニック製(VIERA)は府中にも中山にも有りません。

本日のメインレースはアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)で、箱根駅伝2日後の中山金杯からスタートした中山競馬の正月開催のトリを飾ります。

ディサイファです。2014年(平成26年)の府中エプソムカップ(GⅢ)、昨年の中京中日新聞杯(GⅢ)札幌札幌記念(GⅡ)の3つの重賞を勝っています。
イメージ 1

ショウナンバッハです。昨年の府中の府中のノベンバーステークス(準OP)の1着馬で、前走の府中のジャパンカップ(GⅠ)は伸びを欠き12着に終わっています。
イメージ 3

ショウナンマイティです。2012年(平成24年)の仁川産経大阪杯(GⅡ)を勝っています。2014年(平成26年)の府中の安田記念(GⅠ)3着後に軽い骨折のため1年半以上休養し、この競走が復帰戦です。
イメージ 2

実況はショウナンパンドラが優勝した昨年のジャパンカップ(GⅠ)の実況も務めたラジオNIKEEI小林雅巳アナウンサーが務めます。

スタート地点は皐月賞とほぼ同じ場所です。ファンファーレの生演奏は行われず、16頭がスタートし、外回りコースを進みました。

ところが、異変が三菱電機製ターフビジョンに映し出され、実況を務める小林アナが「4番のショウナンマイティは止まりかけて故障発生したようでどうやら止まりそうです」と告げていました。

勝ったのは武豊騎手騎乗のディサイファでした。2着にスーパームーン、3着にショウナンバッハが入りました。なお、府中の日本ダービー2着のサトノラーゼンは12着に終わっています。一昨年の府中の安田記念(GⅠ)以来の出走となったショウナンマイティは故障を発生し、3コーナーで競走を中止しました。

なお、ショウナンマイティは命に別状は有りませんでしたが、この怪我で引退・種牡馬入りする可能性が大きいです。過去にはウインバリアシオンが昨年の淀の天皇賞・春(GⅠ)でレース中に故障を発生(同馬は競走を中止せず入線後に騎手が下馬)し、これを理由に引退・種牡馬入りを決めた例も有りました。

全レース終了後は、何もイベントが行われないため、「ご来場有り難うございました」の表示が三菱電機製ターフビジョンと、シャープ製、東芝製、日立製作所製のそれぞれの場内テレビに出ると共に、地下道を通ってJR東日本船橋法典駅へ向かいました。

来週からは関東は舞台を昨年11月以来の府中に移し、第1回東京競馬が開幕します。関西は引き続きが舞台ながら、第2回京都競馬になります。ローカル開催では、第1回中京競馬の最終節になります。