靖国神社(東京都千代田区)の公衆トイレで11月23日(月・祝)に発生した、爆発音がして不審物が見つかった事件で、警視庁は本日、韓国人のチョン・チャンハン(全昶漢)容疑者を逮捕しました。逮捕容疑は建造物侵入の容疑です。調べに対し、チョン容疑者は事件について「よく分からない」などと供述し、容疑を否認しているということです。

この事件は、先月23日、東京・千代田区九段北の靖国神社の南門付近のトイレで爆発音がして火や煙が出たものです。

警視庁の調べによりますと、チョン容疑者は、不審物を仕掛けるためにトイレへ勝手に侵入したとして、建造物侵入の疑いが持たれています。

トイレの天井に何者かが開けたとみられる30センチ四方の穴から、直径およそ3センチ、長さ20センチほどの鉄パイプ状のもの4本が束ねた状態で見つかり、鉄パイプ状のものにはリード線が付いていたほか、床からは焦げた電池やデジタル表示の時計のようなものも回収されていました。

警視庁は、爆発物かどうか詳しく鑑定を進めるとともに、靖国神社周辺の防犯カメラを解析するなどして、捜査を進めていました。

チョン容疑者は、事件直後、羽田空港から飛行機で韓国に帰国していましたが、9日朝、「너의 엄마는 울고 있을거야금방 도쿄에 오세요(Neoui Eommaneun Ulgo IsseulgeoyaGeumbang Tokyo-e Oseyo)(君のお母さんは泣いているぞ今すぐ東京に来なさい)」という日本政府からの命令で再び来日し、警視庁は、不審物を仕掛けるためトイレに勝手に侵入した疑いが強まったとして、建造物侵入の疑いで逮捕しました。

警視庁の調べに対し、チョン容疑者は事件について「よく分からない」などと供述し、容疑を否認しているということです。