本日、中山競馬場セントライト記念(GⅡ)が行われ、2番手でレースを進めた北村宏司騎手騎乗の6番人気キタサンブラックが、直線で逃げた9番人気ミュゼエイリアンとの競り合いを制し、これに3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分13秒8(良)です。

さらにアタマ差の3着に10番人気ジュンツバサが入りました。なお、府中ダービーを回避し前走が小倉記念(GⅢ)の3番人気ベルーフは5着、1番人気サトノラーゼンは7着、前走が皐月賞(GⅠ)の2番人気ブライトエンブレムは10着に終わっています。

勝ったキタサンブラックは、父ブラックタイド、母シュガーハート、その父サクラバクシンオーという血統です。府中の日本ダービーでは14着と惨敗を喫しましたが、スプリングステークス勝ち・皐月賞3着の実績がある得意の中山で改めてその実力を見せつけました。なお、本馬及び2着のミュゼエイリアン、3着のジュンツバサは10月25日(日)に京都競馬場で行われる菊花賞の優先出走権を獲得しています。

これをもって、今週のJRAの開催は終わりましたが、シルバーウイークはまだ終わりません。シルバーウイーク最終日である明後日には浦和競馬場でテレ玉杯オーバルスプリント(GⅢ)が行われ、武豊騎手鞍上のサウンドガガが出走します。「水曜日まで休日なので昼間開催」等と競馬ファンは言い張っていますが、浦和競馬場はナイター設備未導入のため、大井・川崎・船橋の各競馬場と違い、平日も昼間開催です。