テレビ朝日系列アニメ「ドラえもん」のジャイアン(剛田武)役などで知られ、18日に急性呼吸器不全で黄泉の国に旅立った声優たてかべ和也さん(死没当時80歳、歿地:東京都府中市)の葬儀・告別式が本日(24日)、東京都港区の青山葬儀所で営まれました。この日は600人が弔問に訪れました。

前日23日の通夜に続き、弔辞を読んだ「ドラえもん」骨川スネ夫役の肝付兼太氏は、祭壇に向かって、「大きな声で呼んでみたい…ジャイアーン!!」と叫びました。たてかべさんに、もうかなわなくなった復活への思いを吐露した叫びでした。因みに肝付氏は、日本テレビ系列「元祖天才バカボン」の繋ぎ目のお巡りさん(本官さん)の役と「おそ松くん」のイヤミの役も務めました。

それに続き、所属のケンユウオフィス社長で葬儀委員長を務めた、一番弟子の堀内賢雄氏も、たてかべさんの遺影に「かべさーん、かべさーん」と叫びました。所属事務所公式サイトでは、「あなたの教えを忘れずに最後まで涙を見せずに見送らせていただきます」とつづっていましたが、その誓いを果たせず、「日本一の師匠でした」と感謝し、涙しました。

出棺時には、後輩の有志氏が用意した、たてかべさんの年齢と同じ80個のハト型の風船が空に向かって“放鳥”されました。その中を走る霊柩車に向かって、弔問客がかけた「かべさん、ありがとう」の声が、こだましました。

なお、戒名(真宗系の法名と日蓮宗系の法号を含む)は無く、位牌には表側には「故 立壁和也霊位 平成27年6月18日歿」、裏側には「行年80歳 歿地:東京都府中市」と書かれています。

遺体は新宿区落合斎場荼毘に付され、その後は府中市の多磨霊園(最寄り駅は西武多摩川線多磨駅。京王線多磨霊園駅からは若干の距離有り)に埋葬される予定です。