天皇賞・春(GⅠ)で左前浅屈腱不全断裂(競走能力喪失)し現役を引退(競走馬登録抹消日は5月7日(木))したウインバリアシオン種牡馬に登録されますが、同馬の繋養先が青森県十和田市のスプリングファームに決まりました。同牧場の佐々木拓也場長は「青森の復興のため、地元に新種牡馬が欲しかった。青森からはグリーングラスタムロチェリーといったGⅠ馬も出ているが、最近は勝っていない。ウインバリアシオンが来たことで青森の馬産を再び活性化させたい」と期待を語りました。

ウインバリアシオンは馬運車で信楽インターチェンジから新名神高速に入り、東名阪道伊勢湾岸道東名高速圏央道関越道北関東道東北道を経由し、21日午前0時30分に青森県十和田市に到着しました。脚の腫れはまだひいていないものの「カイバ食いもよくすごく元気にしています」とのことです。

ちなみに佐々木場長は2011年のダービー2013年の有馬記念のレースぶりがとても強く心に残っているそうです。「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の年のダービーで2着にきたときは、3着との着差に驚きました。有馬記念は勝ったオルフェーヴルは強かったけれど、それにくらいついていった姿に凄いな、と思いました」

なお、だいぶ元気になったものの現在も療養中であること、種牡馬になるための準備をする必要があることなどから、見学はまだできません。問い合わせ窓口は競走馬のふるさと東北案内所に設置されます。