4月19日(日)の出来事の第2話です。

JR東日本船橋法典駅から地下道を通ること10分で、JRA中山競馬場に到着しました。

6Rまでの実況は昨年12月の有馬記念(GⅠ)と1月の京成杯(GⅢ)の実況も務めたラジオNIKEEI舩山陽司アナウンサーが、皐月賞(GⅠ)を含めた7R以降の実況は、府中フェブラリーステークス(GⅠ)の表彰式の司会も務めたラジオNIKEEI中野雷太アナウンサーが務めます。(有馬記念についてはこちらを、フェブラリーステークスについてはこちらを参照)

本日の準メインレースは昨年は「最強の荒武者 オルフェーヴルカップ」として行われた京葉ステークス(OP)です。

優勝したのは1番人気に応えたレーザーバレッドです。武豊騎手騎乗の3番人気サウンドガガは7着に敗れています。

本日のメインレースは第75回皐月賞(GⅠ)です。昨年より3頭、昨年の有馬記念や2月のフェブラリーステークスより1頭少なめの15頭立てで、両競走と違い、牝馬(おんなうま)は1頭も出走しません。

ドゥラメンテです。2012年(平成24年)に死亡したアドマイヤグルーヴのラスト産駒で、府中のセントポーリア賞(500万下)を勝っています。
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リアルスティールです。府中の第49回共同通信杯(GⅢ)(トキノミノル記念)を勝っており、前走の中山の第64回フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)も負けて強しの2着に入っています。
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サトノクラウンです。昨年秋の府中の新馬戦でデビュー勝ちし、同じ場所の第19回東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)と中山の第52回報知杯弥生賞(GⅡ)と3連勝をしています。
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本馬場入場曲は2009年(平成21年)まで関東全GⅠ競走で流され、2012年(平成24年)に一部の関東GⅠ競走で使用を再開した『グレード・エクウス・マーチ』です。ちなみに皐月賞は2010年(平成22年)から2012年(平成24年)まで『Glory』が流されていました。

2月の府中のフェブラリーステークス(GⅠ)と違い、皐月賞のファンファーレは生演奏です。本日の演奏団体は昨年の有馬記念(GⅠ)と違い、市川船橋両市消防局音楽隊です。

優勝したのはミルコ・デムーロ騎手騎乗のドゥラメンテです。同馬はキングカメハメハ産駒で、同産駒初の皐月賞制覇、ミルコ・デムーロ騎手は皐月賞4勝目です。ちなみに同馬の母アドマイヤグルーヴはこの馬のことです。
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中山最終12Rの春興ステークス(準OP)は、パドック撮影ができませんでした。

全レース終了後は、芝コースが開放されました。そこは、昨年の有馬記念の日(2014年(平成26年)12月28日(日))の全レース終了後に同レースを制し有終の美を飾ったジェンティルドンナの引退式が、一昨年の有馬記念の日(2013年(平成25年)12月22日(日))の全レース終了後に同レースを制し有終の美を飾ったオルフェーヴルの引退式が、その翌日(2013年(平成25年)12月23日(月・祝))のお昼休みに有馬記念を回避したエイシンフラッシュの引退式が行われた場所です。

そして、中野雷太アナウンサーと細江純子氏が司会を務める「ジョッキーバトル2015」が行われ、このイベントで第3回中山競馬を締めくくります。

イベント終了と同時に、JR東日本船橋法典駅に通じる地下道も閉鎖され、「オケラ街道」と呼ばれる道路を通って、JR東日本西船橋駅へ向かいました。

来週からは開催地は中山から府中に移り、第2回東京競馬が開幕します。また、西では開催地は仁川からに移り、第3回京都競馬が開幕します。ローカル開催は福島が最終週を迎え、再来週から新潟に舞台が移ります。皆さん、府中でお逢いしましょう。