現役時代は1995年(平成7年)の皐月賞などGⅠを2勝し、競走馬引退後は種牡馬としても活躍したジェニュイン(牡23)が19日、社台スタリオンステーションにて放牧中における重度の怪我で死亡しました。
 
2009年(平成21年)の種付けシーズン後に種牡馬を事実上引退(種牡馬登録は抹消されていない)していたジェニュインは同期のフジキセキ(2013年に種牡馬を事実上引退(種牡馬登録は抹消されないまま功労馬に登録))などとともに功労馬用の厩舎で余生を送っていましたが、放牧中に右後肢を負傷し、回復不能と診断され安楽死の処置が取られてしまいました。(傷病名は公表せず)このため同馬は種牡馬登録を抹消されますが、永遠の功労馬と位置付けられ、功労馬登録は抹消されません。
 
社台スタリオンステーション事務局の徳武英介氏は「サンデーサイレンスの初年度産駒として、産まれたときから先代が大きな期待をかけていた馬で、その期待どおりにクラシックを勝ってくれた功労馬です。種牡馬引退後も牧場で元気に過ごしていましたが、突然このようなことになり残念です。同馬のご冥福をお祈りいたします」と名馬の死を悼みました。同馬の遺体は社台スタリオンステーション内の焼却炉で荼毘に付され、その遺骨・遺灰は同施設内の墓場に埋葬される予定です。
 
同馬の産駒は、日本ではJRAではメイプルロードを除いて重賞未勝利馬ばかりでしたが、地方では重賞を勝った産駒が居ます。海外ではオーストラリア生まれの産駒からGⅠ優勝馬が出ています。[]
 
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ジェニュイン、君の事は忘れません…。