31日、東京競馬場11Rで行われた第35回根岸ステークス(GⅢ)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気レッドルゼル(5、JRA栗東安田隆行厩舎)が、直線で馬群を捌いて差し切り、大外から追い上げてきた田中勝春騎手騎乗の10番人気ワンダーリーデル(8、JRA栗東安田翔伍厩舎)をアタマ差退け優勝しました。勝ちタイムは1分22秒3(稍重)でした。

さらに1/2馬身差の3着にC.ルメール騎手騎乗の2番人気タイムフライヤー(6、JRA栗東松田国英厩舎)が入りました。なお、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の14番人気ヤマニンアンプリメ(7、JRA栗東長谷川浩大厩舎)は6着、森泰斗騎手騎乗の15番人気サブノジュニア(7、南関東大井堀千亜樹厩舎)は9着、横山武史騎手騎乗の3番人気ステルヴィオ(6、JRA美浦木村哲也厩舎)は10着に終わっています。

勝ったレッドルゼルは、父ロードカナロア、母フレンチノワール、その父フレンチデピュティという血統で、これが重賞初制覇です。また、本馬はこの勝利で2月21日に行われるフェブラリーステークスの優先出走権を獲得しました。
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