20日、阪神競馬場11Rで行われた第72回朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)は、好位でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の7番人気グレナディアガーズ(牡2、JRA栗東・中内田充正厩舎)が、直線に入って抜け出し、馬群を縫って追い上げてきた横山典弘騎手騎乗の2番人気ステラヴェローチェ(牡2、JRA栗東・須貝尚介厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分32秒3(良、2歳コースレコード)でした。

さらに1.1/2馬身差の3着に福永祐一騎手騎乗の1番人気レッドベルオーブ(牡2、JRA栗東・藤原英昭厩舎)が入っています。なお、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の5番人気ドゥラモンド(牡2、JRA美浦・手塚貴久厩舎)は7着、松山弘平騎手騎乗の3番人気ホウオウアマゾン(牡2、JRA栗東・矢作芳人厩舎)は9着、C.ルメール騎手騎乗の4番人気モントライゼ(牡2、JRA栗東・松永幹夫厩舎)は10着、M.デムーロ騎手騎乗の9番人気スーパーホープ(牡2、JRA栗東・藤岡健一厩舎)は11着に終わっています。

勝ったグレナディアガーズは、父Frankel、母ウェイヴェルアベニュー、その父Harlingtonという血統です。勝ち上がりには3戦を要したものの、その3戦目の未勝利戦からの連勝で2歳マイル王の座に輝きました。JRAのGⅠを勝ったフランケル産駒はソウルスターリング、モズアスコットについで3頭目です。