10日、名古屋競馬場11Rで行われた第20回名古屋グランプリ(GⅡ)は、好位追走から4角で先頭に立った川田将雅騎手騎乗の1番人気マスターフェンサー(4、JRA栗東角田晃一厩舎)が、それをマークするようにレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の2番人気ロードゴラッソ(5、JRA栗東藤岡健一厩舎)に2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分44秒8(良)でした。

さらに1馬身差の3着に逃げて粘り込んだ岩田康誠騎手騎乗の6番人気ダイシンインディー(4、JRA美浦戸田博文厩舎)が入りました。なお、森泰斗騎手騎乗の3番人気のサウンドトゥルー(10、南関東船橋佐藤裕太厩舎)は追い込むも4着に終わっています。

勝ったマスターフェンサーは、父ジャスタウェイ、母セクシーザムライ、その父Deputy Ministerという血統です。2走前の盛岡マーキュリーカップで初重賞制覇を飾ると、続く金沢白山大賞典も連勝。そしてここを勝って重賞3連勝としました。3歳時はケンタッキーダービーなどにチャレンジし健闘した素質馬です。その素質が開花し、今後はGⅠ/JpnⅠといった大舞台での活躍が期待されます。
Nagoya_Grand_Prix_2020