29日、阪神競馬場12Rで行われた第65回京阪杯(GⅢ)は、中団でレースを進めた吉田隼人騎手騎乗の3番人気フィアーノロマーノ(牡6、JRA栗東・高野友和厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った松若風馬騎手騎乗の1番人気カレンモエ(牝4、JRA栗東・安田隆行厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分8秒2(良)でした。

さらにクビ差の3着に和田竜二騎手騎乗の12番人気ジョーアラビカ(牡6、JRA栗東・清水久詞厩舎)が入りました。なお、幸英明騎手騎乗の2番人気レッドアンシェル(牡6、JRA栗東・庄野靖志厩舎)は14着に終わっています。

勝ったフィアーノロマーノは、父Fastnet Rock、母Heart Ashley、その父Lion Heartという血統です。前走のキーンランドカップでは出遅れもあって10着に敗れましたが、ここで巻き返し昨年のダービー卿チャレンジトロフィーに続く重賞2勝目を挙げました。