15日、阪神競馬場11Rで行われた第45回エリザベス女王杯(GⅠ)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気ラッキーライラック(5、JRA栗東松永幹夫厩舎)が、早め進出から直線で抜け出し、大外から追い上げてきた北村友一騎手騎乗の5番人気サラキア(5、JRA栗東池添学厩舎)にクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分10秒3(良)でした。

さらにクビ差の3着にM.デムーロ騎手騎乗の3番人気ラヴズオンリーユー(4、JRA栗東矢作芳人厩舎)が入りました。なお、横山典弘騎手騎乗の2番人気ノームコア(5、JRA美浦萩原清厩舎)は16着、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の8番人気エスポワール(4、JRA栗東角居勝彦厩舎)は17着、浜中俊騎手騎乗の18番人気カーロバンビーナ(5、JRA美浦戸田博文厩舎)はドンベ(最下位)の18着に終わっています。

勝ったラッキーライラックは、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース、その父Flower Alleyという血統です。1番人気の支持に見事応え、メジロドーベルアドマイヤグルーヴスノーフェアリーにつぐ史上4頭目となるエリザベス女王杯の連覇を達成しました。GⅠはこれで4勝目です。
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