3日、大井競馬場9Rで行われた第20回JBCスプリント(GⅠ)は、中団でレースを進めた矢野貴之騎手騎乗の8番人気サブノジュニア(6、南関東大井堀千亜樹厩舎)が、直線で各馬を差し切り、外から追い上げてきた武豊(たけゆたか)騎手騎乗の7番人気マテラスカイ(6、JRA栗東森秀行厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分10秒7(稍重)でした。

さらに3/4馬身差の3着に御神本訓史騎手騎乗の3番人気ブルドッグボス(8、南関東浦和小久保智厩舎)が入りました。なお、藤田菜七子騎手騎乗の2番人気コパノキッキング(5、JRA栗東村山明厩舎)は6着、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ジャスティン(4、JRA栗東矢作芳人厩舎)は8着に終わっています。

勝ったサブノジュニアは、父サウスヴィグラス、母サブノイナズマ、その父カコイーシーズという血統です。地方所属馬の勝利は2007年フジノウェーブ、2019年ブルドッグボスについで3頭目です。また、父サウスヴィグラスも現役時代にJBCスプリントを制しており、父子制覇となりました。
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