30日、札幌競馬場11Rで行われた第15回キーンランドカップ(GⅢ)は、序盤は最後方に位置した坂井瑠星騎手騎乗の5番人気エイティーンガール(4、JRA栗東飯田祐史厩舎)が、直線で大外から追い込み、先に抜け出していた古川吉洋騎手騎乗の2番人気ライトオンキュー(5、JRA栗東昆貢厩舎)をゴール前で差し切って、最後はこれに1.1/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分10秒6(重)でした。

さらに1/2馬身差の3着に松田大作騎手騎乗の9番人気ディメンシオン(6、JRA栗東藤原英昭厩舎)が入っています。なお、藤岡康太騎手騎乗の3番人気フィアーノロマーノ(6、JRA栗東高野友和厩舎)は10着、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の1番人気ダイアトニック(5、JRA栗東安田隆行厩舎)は15着に終わっています。

勝ったエイティーンガールは、父ヨハネスブルグ、母センターグランタス、その父アグネスタキオンという血統です。重賞初制覇を飾り、10月4日に行われるスプリンターズステークスの優先出走権を獲得しました。また、本馬を管理する飯田祐史調教師はこれがJRA平地重賞初勝利となりました。
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