8日、大井競馬場11Rで行われた第22回ジャパンダートダービー(GⅠ)は、2番手でレースを進めた坂井瑠星騎手騎乗の6番人気ダノンファラオ(3、JRA栗東矢作芳人厩舎)が、逃げ粘る池添謙一騎手騎乗の4番人気ダイメイコリーダ(3、JRA栗東森田直行厩舎)を直線で競り落として抜け出し、最後はこれに1.3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分5秒9(重)でした。

さらに5馬身差の3着に田辺裕信騎手騎乗の8番人気キタノオクトパス(3、JRA美浦高木登厩舎)が入りました。なお、幸英明騎手騎乗の2番人気ミヤジコクオウ(3、JRA栗東川村禎彦厩舎)は5着、D.レーン騎手騎乗の1番人気カフェファラオ(3、JRA美浦堀宣行厩舎)は7着、C.ルメール騎手騎乗の3番人気バーナードループ(3、JRA美浦高木登厩舎)は8着に終わっています。

勝ったダノンファラオは、父American Pharoah、母クリスプ、その父El Corredorという血統です。前走の鳳雛ステークスは14着と惨敗を喫しましたが、ここで見事巻き返して3歳ダート王の座に輝きました。鞍上の坂井瑠星騎手はGⅠ級競走初勝利です。
Japan_Dirt_Derby_2020