24日、大井競馬場11Rで行われた第43回帝王賞(GⅠ)は、道中3番手でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気クリソベリル(牡4、JRA栗東・音無秀孝厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、直後から追いすがったM.デムーロ騎手騎乗の1番人気オメガパフューム(牡5、JRA栗東・安田翔伍厩舎)を2馬身差突き放して優勝しました。勝ちタイムは2分5秒3(重)でした。

さらに1.1/4馬身差の3着にC.ルメール騎手騎乗の3番人気チュウワウィザード(牡5、JRA栗東・大久保龍志厩舎)が入りました。なお、福永祐一騎手騎乗の6番人気ワイドファラオ(牡4、JRA栗東・角居勝彦厩舎)はチュウワウィザードとクビ差の4着、真島大輔騎手騎乗の7番人気ノンコノユメ(セ8、南関東大井・荒山勝徳厩舎)は5着に終わっています。

勝ったクリソベリルは、父ゴールドアリュール、母クリソプレーズ、その父エルコンドルパサーという血統です。帰国初戦できっちり巻き返し、デビューから続く国内での連勝を7に伸ばしました。GⅠは3勝目です。