17日、船橋競馬場11Rで行われた第23回京成盃グランドマイラーズ(SⅢ)は、好位の内でレースを進めた張田昂騎手騎乗の1番人気カジノフォンテン(4、南関東船橋山下貴之厩舎)が、逃げ粘る山崎誠士騎手騎乗の4番人気サルサディオーネ(6、南関東大井堀千亜樹厩舎)をゴール前で捕らえて抜け出し、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分39秒2(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に森泰斗騎手騎乗の2番人気グレンツェント(7、南関東大井藤田輝信厩舎)が入りました。なお、矢野貴之騎手騎乗の3番人気リッカルド(9、南関東船橋佐藤裕太厩舎)は7着、的場文男騎手騎乗の10番人気アンサンブルライフ(7、南関東浦和小久保智厩舎)は11着に終わっています。

勝ったカジノフォンテンは、父カジノドライヴ、母ジーナフォンテン、その父ベストタイアップという血統です。4連勝から挑んだ前走の川崎マイラーズは5着に敗れましたが、ここで巻き返して重賞初制覇を飾りました。また、鞍上の張田昂騎手、本馬を管理する山下貴之調教師にとっても、重賞はこれが初勝利となっています。
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