22日、阪神競馬場11Rで行われた第68回阪神大賞典(GⅡ)は、後方追走から徐々に位置を上げた岩田康誠騎手騎乗の2番人気ユーキャンスマイル(5、JRA栗東友道康夫厩舎)が、馬群の間を突いて直線半ばで抜け出し、後方から脚を伸ばした藤岡康太騎手騎乗の5番人気トーセンカンビーナ(4、JRA栗東角居勝彦厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは3分3秒0(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に松山弘平騎手騎乗の4番人気メイショウテンゲン(4、JRA栗東池添兼雄厩舎)が入りました。なお、川田将雅騎手騎乗の1番人気キセキ(6、JRA栗東角居勝彦厩舎)は7着、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の3番人気ボスジラ(4、JRA美浦国枝栄厩舎)は8着に終わっています。

勝ったユーキャンスマイルは、父キングカメハメハ、母ムードインディゴ、その父ダンスインザダークという血統です。昨年のダイヤモンドステークス新潟記念に続く重賞3勝目を飾り、5月3日に京都競馬場で行われる天皇賞・春の優先出走権を獲得しました。