JR東日本府中本町駅からフジビューウォークを通って、JRA東京競馬場西門に到着しました。

東京競馬場のエレベーターは東芝(東芝エレベータ)製と三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製の2種類、エスカレーターは三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製、日立製作所(日立ビルシステム)製、東芝(東芝エレベータ)製の3種類です。

ターフビジョンは三菱電機製のオーロラビジョン、場内テレビ(館内モニター)はシャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、三菱電機製(REAL)で、ソニー製(BRAVIA)、パナソニック製(VIERA)、日立製作所製(Wooo)は有りません。

本日のメイン11Rは、今年で54回目となる共同通信杯(トキノミノル記念)(GⅢ)です。ちなみにトキノミノルとは、1951年(昭和26年)の日本ダービーを優勝してから17日後に破傷風により府中で永遠の眠りにつき、幻の馬と位置付けられた競走馬で、1955年(昭和30年)に同名のタイトルで映画化されています。また、京都府京都市伏見区京都競馬場では、11Rにに第113回京都記念(GⅡ)が行われます。

9Rは牝馬限定の初音ステークス(3勝クラス(準OP))で、優勝は松山弘平騎手騎乗のサムシングジャスト、2着はM.デムーロ騎手騎乗のサトノダムゼル、3着は丸山元気騎手騎乗のロフティフレーズでした。

10Rはバレンタインステークス(OP)で、優勝は横山典弘騎手騎乗のショーム、2着は石橋脩騎手騎乗のイーグルバローズ、3着は北村宏司騎手騎乗のベストマッチョでした。

メイン11Rは第54回共同通信杯(トキノミノル記念)(GⅢ)です。令和時代初の今年は9頭立てで、南関東地方競馬川崎からエンが府中に参戦しています。

さて、「止ま~れ~」の合図で11Rのパドック周回が終わり、騎乗命令で騎手達が集まり、それぞれの馬に跨がり、9組の人馬(馬9頭、騎手9名)がスタンド内の馬道を通って芝コースに入った所で、東芝製のエレベーターでフジビュースタンド4階に移動しました。

本馬場入場曲は2010年(平成22年)から使用されている『A Winner』です。

本馬場入場直後に京都競馬11Rで行われたのは第113回京都記念(GⅡ)で、このレースは、大逃げから離れた好位でレースを進めた北村友一騎手騎乗の1番人気クロノジェネシスが、直線半ばで先頭に立ってゴールまで押し切り、後方2番手から脚を伸ばした津村明秀騎手騎乗の2番人気カレンブーケドールに2.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分16秒4(重)で、さらに1.3/4馬身差の3着に岩田康誠騎手騎乗の3番人気ステイフーリッシュが入っています。
Yuichi Kitamura with Chrono GenesisYuichi Kitamura with Chrono Genesis

さて、東京都台東区出身の作曲家、すぎやまこういち氏作曲の東京中山GⅡ・GⅢファンファーレ(テープ演奏)が響き渡り、中央道側から発走します。 実況はラジオNIKKEI小塚歩アナウンサー(青森県青森市出身)が務めます。小塚アナの共同通信杯の実況は雪で順延となった2014年(平成26年)の第48回(優勝は蛯名正義騎手騎乗のイスラボニータ)以来、6年ぶりです。

各馬が最後の直線に入ると「差せ、差してくれお前なら2歳時の借りを返せる」と、津波のような声が響き渡りました。

このレースは、中団から徐々に進出したC.ルメール騎手騎乗の3番人気ダーリントンホールが、直線で先に抜け出したF.ミナリク騎手騎乗の4番人気ビターエンダーとのゴールまで続いた追い比べをハナ差制して優勝しました。勝ちタイムは1分49秒6(稍重)で、さらに4馬身差の3着にM.デムーロ騎手騎乗の2番人気フィリオアレグロが入りました。なお、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の1番人気マイラプソディは大外から追い込むも、フィリオアレグロとアタマ差の4着に終わっています。
Kyodo_News_Cup_2020Kyodo_News_Cup_2020

表彰式はウイナーズサークルで行なわれました。

小倉競馬最終12Rは1勝クラス(500万下)の唐戸特別で、優勝は吉田隼人騎手騎乗のアーデントリー、2着は藤岡佑介騎手騎乗のジンゴイスト、3着は勝浦正樹騎手騎乗のソルフェージュでした。

京都競馬最終12Rは2勝クラス(1000万下)の一般レースで、優勝は北村友一騎手騎乗のシャドウハンター、2着は津村明秀騎手騎乗のロイヤルパールス、3着は松田大作騎手騎乗のノンライセンスでした。

東京競馬最終12Rは2勝クラス(1000万下)の一般レースで、優勝は田辺裕信騎手騎乗のニシノカツナリ、2着は丸山元気騎手騎乗のパルマリア、3着は北村宏司騎手騎乗のロザムールでした。

払い戻し締め切り後、「ご来場有り難うございました JRA東京競馬場」の表示が三菱電機製ターフビジョンとパドックビジョン、シャープ製、東芝製、三菱電機製の3種類の場内テレビに出ると共に、西門から退場し、フジビューウォークを通って、JR東日本府中本町駅へ向かいました。

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