JR東日本船橋法典駅から「ナッキーモール」と呼ばれる地下道を通ること10分で、JRA中山競馬場に到着しました。「ナッキーモール」の動く歩道は住友重機械工業製(一部東芝製)です。

中山競馬場のエレベーターは日本オーチス製5基(うち3基は貴賓・馬主席方面)と三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製2基(レストラン棟)、エスカレーターは日立製作所(日立ビルシステム)製、ターフビジョンは三菱電機製のオーロラビジョン、館内モニターはシャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、日立製作所製(Wooo)の3種類で、ソニー製(BRAVIA)とパナソニック製(VIERA)は有りません。なお、日立製作所製(Wooo)は近くソニー製(BRAVIA)に変えられる予定です。

本日のメインレース11Rは、今回で60回目となる京成杯(GⅢ)です。

また、京都競馬場では、第67回日経新春杯(GⅡ)が行われます。

準メイン10Rはオープン特別のジャニュアリーステークスです。このレースの優勝は松山弘平騎手騎乗のヨシオ、2着は菊沢一樹騎手騎乗のハットラブ、3着はO.マーフィー騎手騎乗のシュウジでした。

メイン11Rは先月のホープフルステークスと同じコースの第60回京成杯(GⅢ)です。令和時代初となる今年は12頭立てです。

さて、「止ま~れ~」の合図で11Rのパドック周回が終わり、騎乗命令で騎手達が集まり、それぞれの馬に跨がり、12組の人馬(馬12頭、騎手12名)がグランプリロードを通って芝コースに入った所で、発走地点(競馬関係者専用霊園付近)に移動しました。

本馬場入場曲は2010年(平成22年)から使用されている『A Winner』です。

本馬場入場直後に京都競馬11Rで行われたのは第67回日経新春杯(GⅡ)で、このレースは、中団前でレースを進めた池添謙一騎手騎乗の2番人気モズベッロが、直線半ばで一気に突き抜け、好位から脚を伸ばした北村友一騎手騎乗の5番人気レッドレオンに2.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分26秒9(良)で、さらに3/4馬身差の3着に藤懸貴志騎手騎乗の11番人気エーティーラッセンが入りました。なお、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の1番人気レッドジェニアルは7着、福永祐一騎手騎乗の3番人気アフリカンゴールドは11着に終わっています。
Ikezoe Kenichi Mozu BelloIkezoe Kenichi Mozu Bello

東京中山GⅡ・GⅢファンファーレ(テープ演奏)が響き渡り、ホープフルステークスと同じ場所から発走します。 実況はラジオNIKKEI米田元気アナウンサー(千葉県柏市出身)が務めます。

各馬が最後の直線に入ると「差せ、差してくれお前ならホープフルステークスの借りを返せる」と、津波のような声が場内に響き渡りました。

このレースは、後方2番手でレースを進めた吉田豊騎手騎乗の7番人気クリスタルブラックが、直線で外からまとめて各馬を差し切り、早め先頭から押し切りを図ったC.ルメール騎手騎乗の1番人気スカイグルーヴをもゴール前で捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分2秒1(稍重)で、さらに2.1/2馬身差の3着にA.シュタルケ騎手騎乗の6番人気ディアスティマが入りました。なお、 O.マーフィー騎手騎乗の3番人気ゼノヴァースは9着、和田竜二騎手騎乗の2番人気ヒュッゲは10着に終わっています。
Yoshida Yutaka Crystal BlackYoshida Yutaka Crystal Black

表彰式はウイナーズサークルで行なわれました。

小倉競馬最終12Rは呼子特別(1勝クラス(500万下))で、優勝は原田和真騎手騎乗のワセダインブルー、2着は古川吉洋騎手騎乗のピエナアラシ、3着は西村淳也騎手騎乗のヒラボクメルローでした。なお、勝浦正樹騎手騎乗のエクスプローシブは馬体に故障を発生し、2周目4コーナーで勝浦正樹騎手が下馬し競走を中止しています。なお、レース名の呼子とは、佐賀県唐津市の大字で、2004年(平成16年)12月31日までは東松浦郡呼子町(よぶこちょう)でした。

京都競馬最終12Rは2勝クラス(1000万下)の一般レースで、優勝は福永祐一騎手騎乗のテルモードーサ、2着は池添謙一騎手騎乗のヴァリアント、3着は幸英明騎手騎乗のロングベストでした。

中山競馬最終12Rは2勝クラス(1000万下)の一般レースで、優勝はC.ルメール騎手騎乗のタマモメイトウ、2着はM.デムーロ騎手騎乗のヴェルスパー、3着は北村宏司騎手騎乗のオジョーノキセキでした。

全レース終了後は京都競馬場において、先月の有馬記念をD.レーン騎手騎乗で優勝し有終の美を飾ったリスグラシューの引退式が行われ、小塚歩アナウンサーが司会を務めました。

引退式終了後、「ありがとう、リスグラシュー」や「ご来場ありがとうございました。JRA中山競馬場」がモニター画面に出るとともに、「ナッキーモール」と呼ばれる地下道を通って、JR東日本船橋法典駅へ向かいました。