JR東日本府中本町駅からフジビューウォークを通って、JRA東京競馬場西門に到着しました。

本日は記念入場券の発売が有ったので、回数券を出さずに記念入場券を買って入場しました。

東京競馬場のエレベーターは東芝(東芝エレベータ)製と三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製の2種類、エスカレーターは三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製、日立製作所(日立ビルシステム)製、東芝(東芝エレベータ)製の3種類です。

ターフビジョンは三菱電機製のオーロラビジョン、場内テレビ(館内モニター)はシャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、三菱電機製(REAL)で、ソニー製(BRAVIA)、パナソニック製(VIERA)、日立製作所製(Wooo)は有りません。

本日は、来月22日に千葉県船橋市古作1丁目の中山競馬場で行われる令和時代初の有馬記念の記念入場券の先行発売が有ったので、メモリアルスタンド4階で購入しました。

本日のメイン11Rは、今年で39回目となり、ロンジン賞の副賞が付いてから6回目となるジャパンカップ(GⅠ)です。また、京都府京都市伏見区京都競馬場では、最終12Rに第64回京阪杯(GⅢ)が行われます。いずれも令和時代初です。

パドック撮影は9Rのシャングリラ賞(2勝クラス(1000万下))からです。このレースはM.デムーロ騎手騎乗の2番人気ペイシャネガノが優勝、O.マーフィー騎手騎乗の4番人気アイアムハヤスギルが2着、C.ルメール騎手騎乗の1番人気フォッサマグナが3着でした。勝ちタイムは1分21秒9でした。なお、横山典弘騎手騎乗の3番人気オルクリストは13着に終わっています。

10Rは3勝クラス(準OP)のウェルカムステークスで、優勝は岩田望来騎手騎乗の1番人気ヴァンドギャルド、2着は柴田大知騎手騎乗の12番人気プレミオテーラー、3着はC.ルメール騎手騎乗の8番人気リンディーホップでした。勝ちタイムは1分48秒.3でした。なお、武豊騎手騎乗の2番人気アントリューズは4着、R.ムーア騎手騎乗の3番人気バリングラは8着に終わっています。

メイン11Rは本日の最終レースで、ロンジン賞およびディープインパクトメモリアルの第39回ジャパンカップ(GⅠ)です。

さて、「止ま~れ~」の合図で11Rのパドック周回が終わり、騎乗命令で騎手達が集まり、それぞれの馬に跨がり、15組の人馬(馬15頭、騎手15名)がスタンド内の馬道を通って芝コースに入った所で、東芝製のエレベーターでフジビュースタンド4階に移動しました。

ジャパンカップの本馬場入場に使用されるBGMは、2010年(平成20年)から定着している『Glory』です。ちなみにジャパンカップは2009年(平成21年)まで『グレード・エクウス・マーチ』が流されていました。なお、誘導馬は2018年(平成30年)にデビューしたレヴォルトソーが、その鞍上はJRA馬事公苑所属の戸本一真氏が務めました。

ジャパンカップのファンファーレは生演奏が定着しており、日本ダービーのファンファーレの生演奏も務めた陸上自衛隊中央音楽隊が務めます。

実況は牝馬クラシック3冠の実況も務めた青森県青森市大釈迦出身でラジオNIKKEI小塚歩アナウンサーが務めます。小塚アナのジャパンカップの実況は2年連続2度目です。

各馬が最後の直線に入ると、「差せ、差してくれ、お前なら天皇賞の借りを返せる」と、津波のような声が響き渡りました。

このレースは、中団の前でレースを進めたO.マーフィー騎手騎乗の3番人気スワーヴリチャードが、直線で最内を突いて抜け出し、好位から脚を伸ばした津村明秀騎手騎乗の5番人気カレンブーケドールに3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分25秒9(重)でした。さらに1.1/2馬身差の3着に川田将雅騎手騎乗の2番人気ワグネリアンが入りました。なお、W.ビュイック騎手騎乗の1番人気レイデオロは11着に終わっています。
Oisín_Murphy_with_Suave_RichardOisín_Murphy_with_Suave_Richard

表彰式は芝コースで行われ、ラジオNIKKEI中野雷太アナウンサーが司会を、プレゼンターをJRA馬事公苑所属の戸本一真氏が務めました。

表彰式の途中から、スタンド内のテレビの前に移動し、京都競馬12Rの第64回京阪杯(GⅢ)を観戦しました。このレースは、中団でレースを進めた古川吉洋騎手騎乗の2番人気ライトオンキューが、直線で外から一気に突き抜け、2着で和田竜二騎手騎乗の3番人気アイラブテーラーに1.3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分8秒8(良)でした。さらに1/2馬身差の3着に大野拓弥騎手騎乗の7番人気カラクレナイが入りました。なお、松山弘平騎手騎乗の1番人気モズスーパーフレアは8着に終わっています。また、浜中俊騎手騎乗の9番人気ファンタジストは故障を発症し転倒、3コーナーで競走を中止し、予後不良および搬送不能を理由にその場で安楽死(殺処分)の処置が取られ、鞍上の浜中俊騎手は落馬負傷で京都市内の病院へ搬送されています。
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全レース終了後、ディープインパクト追悼池江泰郎元調教師トークショーがウィナーズサークルで行なわれ、池江泰郎元調教師、武豊(たけゆたか)騎手、杉本清氏、鈴木淑子氏の4名が出演しました。

トークショー終了後、「ご来場有り難うございました JRA東京競馬場」の表示が三菱電機製ターフビジョンとパドックビジョン、シャープ製、東芝製、三菱電機製の3種類の場内テレビに出ると共に、西門から退場し、フジビューウォークを通って、JR東日本府中本町駅へ向かいました。