17日、京都競馬場11Rで行われた第36回マイルチャンピオンジップ(GⅠ)は、好位でレースを進めた池添謙一騎手騎乗の3番人気インディチャンプ(4、JRA栗東音無秀孝厩舎)が、直線に入って一気に抜け出し、外から脚を伸ばした川田将雅騎手騎乗の1番人気ダノンプレミアム(4、JRA栗東中内田充正厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分33秒0(良)でした。

さらにクビ差の3着にO.マーフィー騎手騎乗の6番人気ペルシアンナイト(5、JRA栗東池江泰寿厩舎)が入りました。なお、横山典弘騎手騎乗の2番人気ダノンキングリー(3、JRA美浦萩原清厩舎)は5着に終わっています。

勝ったインディチャンプは、父ステイゴールド、母ウィルパワー、その父キングカメハメハという血統です。アーモンドアイを破った安田記念に続くGⅠタイトルを獲得、史上7頭目となる同一年マイルGⅠ春秋連覇を果たしました。また、主戦の福永祐一騎手が騎乗停止のために今回同馬と初コンビを組んだ池添謙一騎手は、2003・04年デュランダル、11年エイシンアポロンに続く4度目のマイルチャンピオンジップ制覇となりました。

池添謙一騎手のコメント】
急遽の代役でしたが、追い切りに騎乗することができ、ある程度インディチャンプについて把握することができたので良かったです。
強い馬であることは分かっていて、一度使ってから状態が上がっているということも聞いていたので、あとはしっかり責任を果たすだけだなと思い乗りました。
直線に向いてからも手応えは十分にありましたが、直線抜け出すとソラを使うと聞いていたので、ぎりぎりまで我慢して最後1ハロンだけ一気に仕掛けました。
強い馬が揃っていた中で勝つことができ、マイルの本当のチャンピオンだと思いますし、まだまだこれからも頑張ってくれると思います。
Kenichi_Ikezoe_with_Indy_ChampKenichi_Ikezoe_with_Indy_Champ