18日、札幌競馬場11Rで行われた第55回札幌記念(GⅡ)は、中団でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の3番人気ブラストワンピース(4、JRA美浦大竹正博厩舎)が、直線で馬群を割って、好位追走から一旦は抜け出した岩田康誠騎手騎乗の4番人気サングレーザー(5、JRA栗東浅見秀一厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分0秒1(良)でした。

さらに1馬身差の3着にC.ルメール騎手騎乗の1番人気フィエールマン(4、JRA美浦手塚貴久厩舎)が入りました。なお、福永祐一騎手騎乗の2番人気ワグネリアン(4、JRA栗東友道康夫厩舎)はフィエールマンとクビ差の4着に終わっています。

勝ったブラストワンピースは、父ハービンジャー、母ツルマルワンピース、その父キングカメハメハという血統です。大阪杯6着、目黒記念8着と今春は連敗を喫していましたが、川田将雅騎手との新コンビで臨んだここで見事巻き返し、昨年末の有馬記念以来の重賞4勝目を飾りました。
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