8月27日と28日の2日間にかけて、国内外のトップジョッキーが集い、騎乗技術を競う「ワールドオールスタージョッキーズ」が3年ぶりに札幌競馬場で開催されました。

27日に第1戦(10R、芝1200m)と第2戦(11R、芝2000m)、28日に第3戦(10R、ダ1700m)と第4戦(12R、芝1800m)を実施。1着が30ポイント、2着が20ポイントとポイント加算式で優勝争いが行われました。

頂点に立ったのは武豊騎手。第1戦をメイショウツツジで勝利し30ポイントを獲得。第2戦はアサケレディに騎乗し3着となり15ポイントを獲得し、1日目を首位で終えました。第3戦では騎乗予定だったラブスピールが出走前に競走除外となり、6ポイント加算。最終戦ではカフジアスールとのコンビで2着となり20ポイントを獲得し、合計71ポイントで優勝を果たしました。

武豊騎手は1992年(平成4年)にワールドスーパージョッキーズシリーズ(WASJの前身)を優勝して以来、実に30年ぶりの優勝となります。また、53歳での優勝は歴代最年長記録です。競馬界のレジェンドが新たな記録を達成しました。