28日、札幌競馬場11Rで行われた第17回キーンランドカップ(GⅢ)は、後方から内を通ってポジションを上げていったC.ルメール騎手騎乗の6番人気ヴェントヴォーチェ(5、JRA栗東牧浦充徳厩舎)が、直線で先行馬を差し切り、松山弘平騎手騎乗で2着の2番人気ウインマーベル(3、JRA美浦深山雅史厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分09秒1(良)でした。

さらに1/2馬身差の3着に横山武史騎手騎乗の4番人気ヴァトレニ(4、JRA栗東長谷川浩大厩舎)が入りました。なお、川田将雅騎手騎乗の1番人気トウシンマカオ(3、JRA美浦高柳瑞樹厩舎)は4着、横山和生騎手騎乗の3番人気ジュビリーヘッド(5、JRA栗東安田隆行厩舎)に終わっています。

勝ったヴェントヴォーチェは、父タートルボウル、母ランウェイスナップ、その父Distant Viewという血統です。前走のアイビスサマーダッシュでは1番人気に支持されるも9着という結果でしたが、見事巻き返して重賞初制覇を果たしました。また、同馬はこの勝利でスプリンターズステークスの優先出走権を獲得しました。
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