27日、小倉競馬場8Rで行われた第24回小倉サマージャンプ(J・GⅢ)は、中団から徐々に進出した石神深一騎手騎乗の1番人気アサクサゲンキ(7、JRA栗東音無秀孝厩舎)が、道中ハナに立って粘った小坂忠士騎手騎乗の2番人気メイショウウチデ(6、JRA栗東南井克巳厩舎)をゴール前で交わし、これにクビ差をつけ優勝しました。勝ちタイムは3分43秒2(良)でした。

さらに3/4馬身差の3着に森一馬騎手騎乗の6番人気マサハヤドリーム(10、JRA栗東今野貞一厩舎)が入りました。なお、草野太郎騎手騎乗の3番人気ポルトラーノ(6、JRA美浦萩原清厩舎)は4着に敗れています。植野貴也騎手騎乗の5番人気クライムメジャー(8、JRA栗東渡辺薫彦厩舎)、白浜雄造騎手騎乗の9番人気マイネルプロンプト(10、JRA栗東坂口智康厩舎)は競走中止となっています。

勝ったアサクサゲンキは、父Stormy Atlantic、母Amelia、その父Dixieland Bandという血統です。昨年の同レース以来となる1年ぶりの勝ち星を飾りました。通算成績はこれで33戦7勝(重賞3勝)です。

石神深一騎手はこの勝利で、史上初の障害重賞全10レース完全制覇、また史上3人目の障害重賞全6場制覇を達成しました(変則開催の中京を合わせると7場制覇)。
Kokura_Summer_Jump_2022