16日、盛岡競馬場9Rで行われた第27回クラスターカップ(GⅢ)は、2番手に付けた鮫島克駿騎手騎乗の3番人気オーロラテソーロ(牡5、JRA美浦・畠山吉宏厩舎)が、直線に入って抜け出し、直後から追った村上忍騎手(負傷を理由とする柴田善臣騎手からの乗り替わり)騎乗の2番人気リュウノユキナ(牡7、JRA美浦・小野次郎厩舎)に1馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分09秒4(不良)でした。

さらに1馬身差の3着に逃げた横山武史騎手騎乗の4番人気ジャスティン(牡6、JRA栗東・矢作芳人厩舎)が入りました。なお、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ダンシングプリンス(牡6、JRA美浦・宮田敬介厩舎)はスタートで遅れ、好位に取り付いていくも直線では余力がなくなり離れた4着に敗れています。

勝ったオーロラテソーロは、父Malibu Moon、母For Passion、その父Not for Loveという血統の米国産馬です。中京の松風月ステークス(OP)からの連勝で重賞初制覇を果たしました。鮫島克駿騎手はダートグレード競走初勝利です。

なお同競走は、川田将雅騎手が騎乗する予定だったリメイク(牡3、JRA栗東・新谷功一厩舎)が競走除外となり13頭立てで実施されました。