26日、阪神競馬場11Rで行われた第63回宝塚記念(GⅠ)は、2番手でレースを進めた横山和生騎手騎乗の2番人気タイトルホルダー(4、JRA美浦栗田徹厩舎)が、直線で先頭に立って後続を引き離し、追いすがるD.レーン騎手騎乗の5番人気ヒシイグアス(6、JRA美浦堀宣行厩舎)に2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分09秒7(良、コースレコード)でした。

さらに2馬身差の3着に松山弘平騎手騎乗の4番人気デアリングタクト(5、JRA栗東杉山晴紀厩舎)が入りました。和田竜二騎手騎乗の3番人気ディープボンド(5、JRA栗東大久保龍志厩舎)は松山弘平騎手騎乗のデアリングタクトとハナ差の4着、横山武史騎手騎乗の1番人気エフフォーリア(4、JRA美浦鹿戸雄一厩舎)は6着に終わっています。

なお、C.ルメール騎手が騎乗する予定だったオーソリティ(5、JRA美浦木村哲也厩舎)は、馬場入場後に馬体に故障が発生したため競走除外となっています。

勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、その父Motivatorという血統です。史上最多19万1394票でのファン投票1位に応え、天皇賞・春からのGⅠ連勝を飾りました。GⅠは3勝目です。横山和生騎手は祖父・横山富雄元騎手と父・横山典弘騎手に続き、親子3代での同レース制覇を達成しています。
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