5日、船橋競馬場11Rで行われた第34回かしわ記念(GⅠ)は、先手を取った吉田隼人騎手騎乗の2番人気ショウナンナデシコ(5、JRA栗東須貝尚介厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、戸崎圭太騎手騎乗で2着の5番人気ソリストサンダー(7、JRA栗東高柳大輔厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分38秒9(稍重)でした。

さらに3馬身差の3着に岩田康誠騎手騎乗の1番人気テイエムサウスダン(5、JRA栗東飯田雄三厩舎)が入りました。なお、武豊騎手騎乗の3番人気インティ(8、JRA栗東野中賢二厩舎)は7着に終わっています。

勝ったショウナンナデシコは、父オルフェーヴル、母ショウナンマオ、その父ダイワメジャーという血統です。エンプレス杯マリーンカップに続く3連勝でGⅠ初制覇を果たしました。牝馬による同レース勝利は1990年(平成2年)のフジノダンサー以来で、グレード競走となって以降では初です。