3日、名古屋競馬場11Rで行われた第24回かきつばた記念(GⅢ)は、最内枠から好位外目に出てレースを進めた田中学騎手騎乗の2番人気イグナイター(4、兵庫新子雅司厩舎)が、直線に入って抜け出し、武豊騎手騎乗で2着の1番人気ヘリオス(6、JRA栗東寺島良厩舎)に1馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分31秒8(稍重)でした。

さらに1/2馬身差の3着に幸英明騎手騎乗の4番人気ラプタス(6、JRA栗東松永昌博厩舎)が入りました。なお、石橋脩騎手騎乗の3番人気タガノビューティー(5、JRA栗東西園正都厩舎)は4着に終わっています。

勝ったイグナイターは、父エスポワールシチー、母ビアンコ、その父ウォーニングという血統です。黒船賞(高知)に続くダートグレード競走連勝を飾りました。地方所属馬による同レース勝利は、2017年(平成29年)のトウケイタイガー(兵庫)以来5年ぶりです。