21日、函館競馬場11Rで行われた第51回函館2歳ステークス(GⅢ)は、スタート一息もすぐに盛り返して先手を取った藤岡佑介騎手騎乗の4番人気ビアンフェ(牡2、JRA栗東中竹和也厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着でC.ルメール騎手騎乗の2番人気タイセイビジョン(牡2、JRA栗東西村真幸厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは1分9秒2(良)でした。

さらに1.1/4馬身差の3着に原田和真騎手騎乗の11番人気プリンスリターン(牡2、JRA栗東加用正厩舎)が入りました。なお、菱田裕二騎手騎乗の3番人気パフェムリ(牝2、JRA栗東岡田稲男厩舎)は4着、北村友一騎手騎乗の1番人気レッドヴェイパー(牝2、JRA栗東安田隆行厩舎)は5着に終わっています。

勝ったビアンフェは、父キズナ、母ルシュクル、その父サクラバクシンオーという血統です。ゲート入りを嫌がるところを見せたが、レースでは見事な逃げ切り勝ちを決め、姉ブランボヌールとの姉弟制覇を達成しました。また、今年の新種牡馬キズナにとってはこれが産駒JRA重賞初制覇となっています。
Yusuke_Fujioka_with_Bien_Fait

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