10日、川崎競馬場11Rで行われた第32回ロジータ記念(SⅠ)は、序盤は中団後方に置かれた張田昂騎手騎乗の2番人気カイカセンゲン(3、南関東大井藤田輝信厩舎)が、長く脚を使って追い上げると直線で抜け出し、2番手追走から粘った和田譲治騎手騎乗の4番人気ウワサノシブコ(3、南関東浦和岡田一男厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分20秒7(重)でした。

さらに1.1/2馬身差の3着に岡村健司騎手騎乗の10番人気イヤサカ(3、南関東船橋山中尊徳厩舎)が入りました。なお、森泰斗騎手騎乗の1番人気ケラススヴィア(3、南関東浦和小久保智厩舎)は10着、山崎誠士騎手騎乗の3番人気カルフレグランス(3、南関東川崎甲田悟史厩舎)は13着に終わりました。

勝ったカイカセンゲンは、父ネオユニヴァース、母カイカヨソウ、その父ティンバーカントリーという血統です。昨年デビュー2連勝を飾ったあとは勝ち星から遠ざかっていましたが、ここで悲願の重賞初制覇を果たしました。また、母カイカヨソウ2013年(平成25年)の当レースを制しており親子制覇の達成となっています。通算成績はこれで8戦3勝(重賞1勝)です。
Rosita_Kinen_2021Rosita_Kinen_2021Rosita_Kinen_2021